フォーゴトン・レルム探訪は、カジュアル統率者で楽しそう!ということで今回は5色目の『緑』について雑感と共に解説していきたいと思います。
「こんな効果じゃ満足できない身体」になってしまった方々にとっては、あまり収穫のない記事かもしれませんので予めご容赦下さい。それでは早速みていきましょう
フォーゴトン・レルム探訪:緑
武器を選択せよ
…力が欲しいか?ならばくれてやる!!筋肉量2倍!!やだ…すごく、おっきぃです。。
パワー・タフネスを2倍にするインスタント呪文で、統率者ダメージ21点を狙うコンセプトのデッキなどにオススメ。2つ目の「弓術」も限定的ですが飛行除去として有用。こういう雑に強いサポートカードがカジュアル統率者では楽しい。
夢の円環のドルイド
平気で8マナ以上出してくる頭がイカれた性能のドルイドがこちら。トークンなどクリーチャーが横に並ぶコンセプトのデッキでは、ものすごい量の緑マナを供給してくれます。弱いわけがない(この効果を持つ土地《ガイアの揺籃の地》は超高額カード)。
召喚酔いの影響で場に出てすぐにマナは出せないものの、クリーチャーになったことで「クリーチャーをアンタップする」ような効果とのシナジーが生まれました。緑3マナと色拘束が厳しいですが、出せれば強力なカード。
ドルイド・クラス
見てくださいよコレ。ツリーフォークが焼印押されてるトコなんですね。そりゃあツリーフォークだってこんなんされたら唖然とした顔になりますよ。ジュゥウウ…
で、レベル毎の能力はそれぞれ「上陸で回復」「追加土地セット」「土地クリーチャー化」といった具合に土地に関する効果が特徴的。回復することで効果を誘発させるカードと相性がよく、直近の統率者なら《月の踊り手、トレラッサーラ》と最高にラブリーです◎
土地を複数セットできる点では、上陸などの効果と相性が良いので、それらがコンセプトの際は入れてみると小気味好いサポート感を味わえそうです。
隠れ潜むローパー
ティム効果(タップすることでいずれかに1点ダメージ)+絆魂を何らか方法で付与できると、無限ダメージを飛ばせるようになる可愛いやつ。
ティム効果付与には装備品の《棘噛みの杖》《呪術師のワンド》や、《ヤマオウム》の変容。絆魂付与には《影槍》などを用います。
また《ゴンドの存在》をローパーにエンチャント、さらに《裕福な亭主》が場に揃えば無限ライフ+無限トークン完成です。
こちらがライフを得るまでどうしてアンタップしないのかについて考えてみたんですが、恐らくローパーってば気を使ってくれてるんですよね。元気が無いときは静かにしてくれて、元気があるときは一緒に遊んでくれる。あれ?最高に可愛いやつじゃんローパー。
裕福な亭主
宝物を出すので実質マナクリ。さらに《魂の管理人》と同様、クリーチャーが出るたびにライフを回復するので、ライフ回復シナジーも見込める「すごい市民」。
名前からも分かる通りたぶん「金持ち」。故に冒険者への施しは義務みたいな感覚で店をやってるのかもしれない。徳が高そうだね
鱗の薬草医
タップのみでなんでも土地を出せます!しかも基本土地だけではないのがミソ。
《円渦海峡の暴君、アシー》や上陸といった土地をセットすることでアドバンテージを得る統率者と相性が良い。
一見して穏やかそうなトカゲの医療従事者ですが、フレイバーテキストを見ると・・・
自然の化身
呪禁を持たせて除去呪文を弾いたり、到達を持たせてブロックなど、各種防御的な使い方ができます。しかし、+1/+1カウンターを置くコンセプトのデッキならば、パワータフネスが変わろうと+1/+1カウンター分は別で+修正されるのがポイント。
イラストを見ると、この石版のどれかをポチっと押すことで変身できる仕組みになってるようですね。美少女ボタンも欲しいのだけれど
君は林に差し掛かった
基本土地2枚サーチ、もしくは墓地回収の効果。インスタントだから相手の対応できない隙を突いて墓地からカード回収などができるのがとても良し。
君は林に差し掛かって、一体何をしたかと言うと相手を敗北させる算段をつけるわけです。
フォーゴトン・レルム探訪:緑(統率者デッキ)
バッグ・オヴ・トリックス
何が出るかはダイス次第。不確定なのでアドになるかは運次第ですが、良い出目とクリーチャーが出たら思わず嬉しくなっちゃうはず。構築の際は1~8マナ域までのクリーチャーを入れておくのを忘れずに。
イラストが能力をよく表現していて、バッグから出すまでは可愛い人形だなんだとアハハウフフしてたのが、場に出たら一瞬で獰猛になって相手に噛み付くってわけ。
浄化のドルイド
各プレイヤーが場にあるアーティファクトやエンチャントから1つ選んで破壊する効果。大体がその場で一番ヘイトが上がっているプレイヤーのモノが選ばれます。ただし自分だけ対象に取られず無傷でいられるのが素敵。ぜひ効果が解決される瞬間はフレイバーテキストの「大地と風の元へ還れ。」とニチャりましょう。
効果は戦場に出た時に誘発するものなので《冒涜されたもの、ヤロク》や《パンハモニコン》で2回効果を誘発させたり、はたまたブリンクさせて何度も使いまわしたりすると凶悪です。
ネヴァーウィンターのハイドラ
それぞれ支払うマナコストで見てみると、4マナで1個:1~6、6マナで2個:2~12、8マナで3個:3~18、ダイスの出目次第で強さの振れ幅がかなり変わります。
しかしダイス目の平均を3~4と考えると、それぞれマナコストに近しいスタッツに。
またトランプルと護法④を持っているので、ダメージを通しやすく除去もされずらい。
使う際は《倍増の季節》や《枝分かれの進化》などでカウンターを倍にしてやろう。
Xハイドラと言えば《警告となるもの、ザクサラ》を統率者に据えたX呪文デッキに居場所がありそうです。
まとめ
今回の記事ではフォーゴトン・レルム探訪および統率者デッキの『緑』の新カードについて、ピックアップし解説してきました。
マナ加速や、ボディのデカいクリーチャー、クリーチャーや戦闘に関するサポート効果など、どれも緑らしい効果で、使い勝手が良さそうな印象でした。
ということで次回は『多色(マルチ)』について解説していきたいと思います!ではでは
もしクリーチャーに変身できるとしたらアナタは『何』に変身したいですか?
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