ゴシックホラーをコンセプトにしたセット「イニストラード:真夜中の狩り」が今月末に発売!!みなさんは使いたいカードはもう見つけましたか?
今回ご紹介したいのは、ゾンビEDH界の新たな力《 腐敗の大鉈、ウィルヘルト 》。
彼は腐乱を持たないゾンビが死亡するたびに、腐乱ゾンビを生成するゾンビ生成マシーンなのです!エンド時の生贄ドローもあって、なかなかに良い味を出してます。
構築済みデッキに収録され、他にも割と優秀なカードが入ってますので、初めてゾンビデッキに手を出す方にもオススメです。
ということで、この記事ではウィルヘルトと相性の良いカードなどをご紹介していきます!
※尚、紹介するカードは初心者でも手に入り安い安価なモノがメインとなっています。しかし一部お高いものも混ざってますので予めご了承ください
《統率者》腐敗の大鉈、ウィルヘルト:分析
②青黒
腐敗の大鉈、ウィルヘルト / Wilhelt the Rotcleaver
伝説のクリーチャー – ゾンビ・戦士
あなたがコントロールしていてこれでないゾンビ1体が死亡するたび、それが腐乱を持っていない場合、腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。(それではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生贄に捧げる。)
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはゾンビ1体を生贄に捧げてもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
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収録セット:イニストラード:真夜中の狩り 統率者デッキ
レアリティ:神話レア
ウィルヘルトは2つの効果を持っており、それぞれゾンビに関する能力です。それでは1つずつ細かく見ていきます。
腐乱ゾンビトークンの生成
あなたがコントロールしていてこれでないゾンビ1体が死亡するたび、それが腐乱を持っていない場合、腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。(それではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生贄に捧げる。)
1つ目の能力は、『腐乱』を持ってないゾンビが死亡するたびに誘発し、腐乱ゾンビを生成する能力です。この能力は、腐乱を持っていないゾンビであればトークンでも誘発するのがポイントです。
腐乱を持つクリーチャーは「ブロックが出来ない」「攻撃したとき戦闘終了時に生贄」といったデメリットがあります。そのため、ブロッカーや継続した戦力としては見込めません。
ただしウィルヘルトの1つ目の能力の良いポイントは、生成量に制限がないコト。墓地から場に戻るゾンビを活用すれば、それらを生贄に捧げることで、大量の腐乱ゾンビを生成できます。
上記の挙動に、クリーチャーの死亡誘発で対戦相手にダメージを与える《 ズーラポートの殺し屋 》などを絡めれば、効率よく相手のライフを削っていけます。
防御的に使えないなら、どしどし生贄に捧げてアグレッシブに攻めていく!この統率者の1つの答えは「腐乱ゾンビトークン」の利用方法にあります。
エンド時の生贄ドロー
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはゾンビ1体を生贄に捧げてもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
2つ目の効果は、エンド時の生贄ドローで着実にアドを稼いでくれます。あまり攻撃にもいけず防御もできない腐乱ゾンビトークンの使い道としてもナイスです。また、1体だけとはいえ生贄に捧げて死亡誘発を狙えるのも偉いところです。
ただし、腐乱トークンも他のゾンビが死亡しなければ生成されません。ウィルヘルト単体では能力が自己完結していないため、生贄要員の《墓所這い》や《死の達人》といった低コストゾンビの存在も欠かせません。
「死亡誘発」「トークン」を軸にシナジーを考える
シナジーを形成するカードを探す際は「死亡誘発」「ゾンビトークン生成」「クリーチャーを生贄に捧げる」といった効果を軸に探すのがオススメです。もちろんゾンビであるかどうかもシナジーに繋がります。
また、生贄を封じる効果を持つカード(例えば《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》)は天敵なので、除去や打ち消し呪文を構えられるようしっかりと採用しておきたいですね。
次のページでは、各カードタイプごとにシナジーを形成するカードを紹介していきます!