今回は貴顕廊に属する吸血鬼のマダム《 欲深い者、エヴリン 》を統率者に、これと相性の良いカードをタイプごとに紹介していきます!
エヴリンは貴顕廊に属する構成員で吸血鬼の女性。彼女は貴顕廊の長”ザンダー”によって吸血鬼化した最初の一人で、旧カペナを知る古参でもあります。かつてはザンダー卿を「恋人」と呼んだ時期もあるようですが、今はその情熱が熱を失って久しいようです。
ザンダー卿を慕っていたんですね…!若い頃のエヴリンの姿を想像すると、物静かで少し不気味だけどセクシーな女性、そんな感じがします!
ということで今回は《 欲深い者、エヴリン 》と相性の良いカードを各カードタイプごとにご紹介していきたいと思います!
※尚、紹介するカードは初心者でも手に入り安い安価なモノがメインとなっています。しかし一部お高いものも混ざってますので予めご了承ください
欲深き者、エヴリン について
②(青/黒)(黒)(黒/赤)
欲深き者、エヴリン / Evelyn, the Covetous
伝説のクリーチャー – 吸血鬼・ならず者
瞬速
欲深き者、エヴリンやこれでない吸血鬼1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、各プレイヤーのライブラリーの一番上にあるカード1枚を蒐集(collection)カウンター1個が置かれた状態で追放する。
毎ターン1回、あなたは、あなたがコントロールしていた能力によって追放されていて追放領域にあり蒐集カウンターが置かれているカード1枚をプレイしてもよく、あなたはそれを唱えるためにマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。
2/5
収録セット:ニューカペナの街角
レアリティ:レア
エヴリンの特徴はー
吸血鬼着地で各デッキトップを追放してパクリ唱え!一回の着地で4枚分追放できる実質4ドロー能力
自身を含む吸血鬼が場に出ると、各プレイヤーのデッキトップを追放してそれを唱えられるようになる効果! 1回につき4枚分のリソースが手に入ると考えればかなりのアドバンテージを得ていることが分かるかと思います!相手のリソースも使いながら場を掌握していける強い誘発型能力の統率者です。
さらにこの追放したカードたちは、一度エヴリンが場を離れて別パーマネントとして後で戻ってきても、蒐集カウンターが置かれていれば、唱えることができます。なのでカードを溜め込んでおけるわけです。
で、コンセプトシナジーは―
「吸血鬼・ETB・追放領域」の3つを軸にチョイスしてみた。
クリーチャー
暴走魔法のソーサラー
エヴリンで追放したものは追放領域からなのでコレで続唱が付く!相手のリソースでさらにこちらのアドバンテージを伸ばす!
秘本に縛られし者、プロスパー
追放領域から唱えて宝箱ゲット!エヴリンの追放も捗るぜ。エンド時の衝動ドローはぶっちゃけ毎ターン追加ドローと変わらない。強い
面汚しの乙女、エインジー
サクり台兼、血トークン生成要員。エヴリン同様に吸血鬼のETBで能力が誘発する。血やファクトシナジーがあるなら採用したい。
灯の分身
伝説無視でコピーできるので、エヴリンコピーでさらに追放効果が捗るぜ!吸血鬼1体の着地で計8枚追放になって超絶アド。
吸血鬼:1~2マナ
1マナ圏
【 画像をタップすると拡大されます 】
2マナ圏
【 画像をタップすると拡大されます 】
インスタント・ソーサリー
敵意ある乗っ取り
相手の1体はほぼ確実に除去れてついでに全体火力3点でタフネス3までの生物も一気に薙ぎ払える。
同族の突撃
場に居る吸血鬼が実質倍になり、エヴリン効果が複数回誘発!これを入れるなら吸血鬼を多く展開しておきたいので低コストを充実させる
エンチャント
血統の呼び出し
手札1枚で1/1トークン生成。エヴリン効果で4枚追放されるので実質4枚ドローになると考えればめっちゃアドでは?
溶鉄の残響
特定部族に寄せた構築のときはコレの出番。吸血鬼の着地効果を2回誘発させていく。速攻を得るので飛行や接死を持った生物を特攻させる
リトヤラの反射
こちらも特定部族に寄せた構築で活躍。コピーして場に出たものはエンド時に消えないのでじっくり吸血鬼を繁殖させていくことができる
アーティファクト
ストリオン共鳴体
ETBだけに絞るなら《パンハモニコン》だが、アップキープ誘発なども入れるならこちらもオススメ。《遺跡の賢者、アノワン》で2体要求
呪われた鏡
吸血鬼のカサ増し兼マナファクト。マナ加速と兼任できるナイスなカード。ちなみにコピー先は相手の生物も選べるぞ!
プレインズウォーカー
ソリン・マルコフ
吸血鬼は単体で打点が高いものが多くないため、実は相手のライフを削り切るのはけっこう厳しい。なのでライフを10にして詰め寄る。
ジアドロン・ディハーダ
相手のリソースを使って場をガッチリ固めていくので、守りに特化すればコレの生存確率が高くなる。守れれば地道に仕事をしてくれるぞ!
土地
祖先の道
部族寄せ構築のお供に。占術1で次のドローの質が上がる。エヴリンなら吸血鬼だけでなく「ならず者」でも反応するのをお忘れなく
ヴォルダーレンの居城
血トークンが生成できる土地。素の状態で起動するには5マナは重いので、1~2マナで起動できたらベスト。
現実的なコンボ
無限追放+無限トークン
《 血統の守り手 》のトークン生成能力と《 侵入警報 》で無限トークン生成を完成させ、エヴリン効果で各プレイヤーのデッキをすべて追放するコンボです。
1. 守り手起動でトークン生成
2. トークン着地でエヴリンと警報効果誘発
3. エヴリンで各プレイヤーのデッキトップ追放
4. 警報の効果で全てアンタップ
5. 以下1に戻ってループしていき…
6.全プレイヤーのデッキを追放したらエンド宣言
7. 対戦相手は引くカードが無いので先に敗北する
先にこちらのデッキがなくなってしまっても、エヴリンの効果はカードを引いているわけではないので、こちらが先にライブラリーアウトで負ける心配はナシ。逆に相手は各ターンドローフェイズでカードを引かないといけないため、先に敗北していきます。
まとめ
エヴリン効果で相手のリソースを奪い、ソレも選択肢に入れた盤面作りをしていく!
エヴリンによって自身を含む吸血鬼の着地で4枚分のリソースを手に入れられるため、序盤から中盤までこちらはマナ加速に専念し、使えるマナを増やしておくと良いです。
つまり自身の手札が切れてしまっても、エヴリンによって追放領域に溜め込んでいけるカードたちで、展開を継続していくことができるので、息切れしづらいのも魅力的なポイントです。
ということで、今回の記事では《 欲深い者、エヴリン 》を統率者に、相性の良いカードを各カードタイプごとに紹介しました。”相手のカードで勝ちたい” という性癖の持ち主にはオススメの統率者です!ぜひお試し下さい。
黄金時代フレームは若き日のエヴリンの姿(しかもセクシー)で描かれていたらもっと良かったかもしれない。
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