ファイレクシア:完全なる統一では、構築済みの統率者デッキ2種が発売されます。そのうちの1つ『 汚染の影響 』に入れたいカード10枚をピックアップしてみました。統率者は《 アトラクサの後継、イクセル 》です。
まずはイクセルについて説明しましょう。毒3つ以上を持つ対戦相手から終了ステップにデッキトップのカードを追放します。これらはあとでプレイできるよ!という能力です。
堕落条件を達成するための毒は、本人が毒性2を持っているため、攻撃を1回通す→増殖する、で一人堕落が達成できます。本人だけで能力が完結しているのは嬉しいですね。
毒殺を狙いつつ相手のカードで統率者戦を楽しむという外道のやり方。
これがこの統率者の楽しみ方だと私は思いました。そんなこの構築済みデッキを箱出しからすぐに強化できる10枚のカードをピックアップ。
購入予定の方や、買おうか迷っている方の参考になればいいなという、そんな記事です。では以下よりどうぞ
オススメの10枚
荒廃のドラゴン、スキジリクス
目指すところは毒殺!そのため感染持ちで飛行を持つこいつが単純にアタッカーとして優秀。再生で破壊耐性もあり継戦能力が高い。
活力を穢すもの
デッキ内の”毒性”持ちは素のサイズが貧弱なのでコレの能力でサイズの底上げ。増殖で+1/+1カウンターを増やせる点もシナジーあり◎
巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス
毒カウンターも2倍なので堕落条件の達成も早まるし毒殺も早まる。ついでに+1/+1カウンターやプレインズウォーカーの忠誠度も2倍。
スランの医師、ヨーグモス
言うまでもなくただ強カード。増殖能力がイクセルと相性良し◎殴りにいけない小粒生物をコストにドローに変えハンドの選択肢を増やす
大軍の功績
感染と毒性は別なので、それぞれの毒を与えられることを覚えておきたい。トランプルも付くのでダメージを通したい毒デッキの肝に。
対称な対応
堕落条件を達成している対戦相手を対象にとればイクセルの効果でトップを奪えるのでデメリットなし。実質《悪魔の教示者》。
決闘者の遺産
毒性は”戦闘ダメージを与えるたび”なので、二段攻撃なら2回分の毒を与えられる。ちなみに対戦相手の攻撃クリーチャーを選ぶことも可
潜伏工作員、アジャニ
増殖と相性の良い+1/+1カウンターばら撒き。奥義の毒2個プレゼント能力は生物多めのデッキならさらに輝く。プラス効果も息切れに◎
ならず者の道
最後の1体を通せば毒殺★完了! なんてときにブロックされない効果を付与できるコレがあるとめちゃめちゃ嬉しい。
新セットからのオススメ
新セットから入れたいオススメのカードはコチラの4枚!
どのカードも毒性や増殖といったイクセルと相性が良い効果を持っているので、採用してみたい。とくに《 裏切りの棘、ヴラスカ 》は、ドローしながら増殖ができる能力を持っているので、これが毎ターン起動できると考えたらめちゃめちゃ強いなと思いました。
《 スクレルヴの巣 》の堕落によって付与できる絆魂は、出したトークンだけでなく、毒性持ち全体に付与できるので、イクセルのこのデッキなら、一気にライフを回復していくことも可能な素晴らしい常在型能力です。
まとめ
毒でジワジワと追い詰めていく楽しさがある。
とにかく「毒を与える」「増殖する」が基本的な動きで、毒性の仕様上まずは戦闘ダメージを通すことが肝要です。相手のブロッカーをどける方法や、ブロックされない・ブロックさせない効果などそのあたりのカードも採用するなどしてデッキを調整していくと良さそうですね。あとは序盤でモタつかないようマナ加速系も追加で仕込みたいです。
固有色が3色ということもあり、使えるカードプールも広いですし、サーチカードがたくさんあるのも追い風。カード資産や懐事情、普段あそぶコミュニティのレベル感なども考慮して楽しく遊んでいきましょう!
今回も記事を読んで頂きありがとうございました!
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