今回ご紹介する統率者は、過去ドミナリアで暗躍した悪女《 甦りし悪夢、ブレイズ 》です！生贄を要求し拒否すればドローできるデメリットなしの能力が超強い統率者です
ドミナリアの邪悪な組織「陰謀団」に所属する人間の女性で、狂気の召喚者と呼ばれる黒魔法使いです。
組織の総帥から厚い信頼を受けるほどの実力者で、過去に収録された《陰謀団の先手、ブレイズ》は統率者で禁止カードに指定されるほどです。
今回紹介する新ブレイズは《 陰謀団の先手、ブレイズ 》の能力を調整したような効果です。しかし過去ブレイズにはなかった “ドローする効果” がとっても魅力的です。
生贄要求は各対戦相手に求めるので、拒否されれば最大で３ドローになります。まじで強いです。だいたい引かせてくれます。
ということで今回は《 甦りし悪夢、ブレイズ 》を統率者に、相性の良いカードを各カードタイプごとに “軽く” 紹介していきます！
※尚、紹介するカードは初心者でも手に入り安い安価なモノがメインとなっています。しかし一部お高いものも混ざってますので予めご了承ください
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甦りし悪夢、ブレイズ
①(黒)(黒)
蘇りし悪夢、ブレイズ
Braids, Arisen Nightmare
伝説のクリーチャー – ナイトメア
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはアーティファクトやエンチャントやクリーチャーや土地やプレインズウォーカーのうち１つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、各対戦相手はそれぞれ、それと共通のカード・タイプを持つパーマネント１つを生贄に捧げてもよい。そうしなかった各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーは２点のライフを失い、あなたはカード１枚を引く。
3/3
収録セット：団結のドミナリア
レアリティ：レア
クリーチャー：１８枚
蛇術師 / ネファリアのグール呼び、ジャダー
ノーコストでトークンを生成してくれる子たち。エンド時誘発するものは、トークン生成の方から解決するようにスタックに積めばブレイズで生贄にすることも可能です。他候補の《練達の育種師、エンドレク・サール》なら一気に大量トークン生成も◎
冥界の裏切り者 / 恐血鬼 / 組み直しの骸骨 / スカイクレイブの影
墓地から場に戻せる生物たち。トークンがたくさん用意できたとしても、やはり何度も墓地から使いまわせるのも強い。この後に紹介する”ライブラリーから直接墓地へ置く”効果で墓地へ置いてやると生贄シナジーが捗ります。
よろめく怪異 / 財宝の守り手 / 精神を刻むもの / マイアの回収者
単発生贄候補たち。死亡時に誘発する能力があるので生贄し得。《精神を刻むもの》を入れるならハンデスシナジー構築へ。《マイアの回収者》を仕込むならアーティファクト寄せにして《尊き彫像》などを能力で回収するとシナジーが効いてオキシトシンが分泌されます。とても幸せ。同種には《ガラクタ潜り》など
オリークの伝承魔道士 / 不快な納墓役 / 墓破りのラミア / 死体の鑑定人
ライブラリーからカードを墓地へ落とす要員。《オリークの伝承魔道士》は起動型能力なので出たターンは召喚酔いで仕事をしないが、次のターンから毎ターン落とし続けてくれるのはありがたい◎ 非生物呪文にしたいなら《納墓》や《無名の墓》《生き埋め》がオススメ。
ギックスの僧侶
場に出たとき黒３マナ！最序盤の３マナ場面で、僧侶→ブレイズの順番で展開してそのままエンド時に生贄に捧げるムーブが気持ち良い
ドローガーの屍術師
相手生物が死亡したら氷漬けにして追放！採用する沼をすべて氷雪の沼にすれば、解凍して美味しく利用できる冷凍食品に。
肉を穢すもの
パーマネント呪文の黒１マナをライフ２点で軽減することができる新Φマナ。黒単はもっさりしがちなので色マナ軽減は超助かる。
背くもの
相手が生贄に捧げたパーマネントを根こそぎいただく！ブレイズ効果で生贄に捧げてくれても良いし、本体の滅殺でもOK
インスタント・ソーサリー：４枚
最後の別れ
《恐血鬼》などの墓地から場に戻せるクリーチャーやリアニ素材を墓地へ落とし、一方で好きなカードを手札に加えられるナイスカード
雪上の血痕
《ドローガーの屍術師》を入れているなら氷雪シナジーでこちらも入れたい！全体除去ついでにリアニメイトのオマケつき
弱者選別
トークンや何度も場に戻せるクリーチャーが多いはずなので追加コストの生贄も安心。１マナで４マナ加速はめっちゃ助かる。
致命的な策略
上記同様にトークンや場に戻せるクリーチャーたちをタップして使えばマナが立ってない場面でも打てる召集の除去呪文
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エンチャント：７枚
戦慄衆の侵略
ジェネリック《苦花》。ブレイズの生贄用トークンを生成してもらいます。パワー６以上になったら絆魂を持つ効果が地味に良い
闇市場
自分や相手のクリーチャーの死亡誘発でカウンターが貯まるので、ブレイズの生贄シナジーで黒マナ大量ゲットへ！
エレボスの指図
実はブレイズの効果で相手はあまり生贄に捧げてくれないので、これを使って生贄を強制していく。同種には《墓穴までの契約》も
漸減
小粒クリーチャーをコストに、相手の生物を破壊していく！ただし黒いクリーチャーは対象にとれないので注意
裏切る恵み / 悪魔の知識 / 悪魔の契約
ブレイズで生贄に捧げてしまえばデメリットなしシリーズ。特に《悪魔の契約》は最後に契約を破棄できる快感が得られる。ただしブレイズなどで破棄できないと自ら敗北するので注意。
アーティファクト：９枚
尊き彫像 / 胆液の水源 / ニンブルライトの設計図 / マイコシンスの水源
出たときと墓地に置かれたときで２度効果のあるシリーズ。いずれもブレイズで生贄に捧げて２度効果を堪能できるのでコスパよし。個人的には《尊き彫像》《胆液の水源》の２枚が一番オススメ
世界のるつぼ
ブレイズで土地を生贄に捧げてもOK。こいつがあれば墓地から戻せる！フェッチランドや《露天鉱床》といった土地破壊も同居させたい◎
完成化したウェザーライト
生贄誘発が多いブレイズならカウンターを貯めやすい！７個以上ならドロー、それまではオマケの占術があるのでお忘れなく！
デカンター・オヴ・エンドレス・ウォーター
だいたいブレイズ効果で相手が３ドローさせてくれるので手札が溢れやすい！そんなときはコレ。《思考の器》ともども採用したい
ギラプールの宇宙儀
黒単でも土地加速！とにかくブレイズでドローしたものをガンガンプレイしていきたいので、土地追加セット権が嬉しい。
イシュ・サーの背骨
万能パーマネント除去。ブレイズで生贄に捧げれば手札に戻して再利用！
プレインズウォーカー：３枚
愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット
生贄用トークンを１度に２体も生成可能！それらを使ってドローもできるので使い勝手はかなり良い。
蜘蛛の女王、ロルス
こちらもトークン生成ができるが、死亡誘発で忠誠値カウンターが置かれていくのでマジで死にづらい。
人知を超えるもの、ウギン
ブレイズの生贄を供給しつつ、それが場を離れれば手札に来るので一石二鳥。アーティファクト寄せにすればコスト軽減も重宝◎
土地：２枚
溺墓の寺院
ブレイズで生贄に捧げても墓地から戻せる安心機能。手札が溢れた時も脳死で捨てる候補にできてよし。
霊界への門、神ヶ眼
墓地に置かれると1/1トークン生成！生贄に捧げるモノに困ったときの保険として採用してみるのはどうでしょう？
勝ち手段
フィニッシャーはしっかり目に採用したい
ブレイズはドローと２点ルーズだけなので、これ１枚で相手のライフを０にさせるのはかなり悠長。そのため、勝ち手段となるフィニッシャーは別でしっかりと採用しておきたい。
シナジーの関係上、生け贄用のトークンやカードなどはしっかり用意できるハズなので、《 スランの医師、ヨーグモス 》でマイナス除去しつつドローを進めたり、《 エレボスの指図 》で相手に生け贄を強制、《 深淵の大魔術師 》で破壊強要も良い。
《 深淵からの魂刈り 》は、陰鬱達成で、各プレイヤーのエンド時に除去を打ち込めるので、相手のクリーチャーを潰していけるナイスデーモン。
《 忌まわしき首領 》は黒信心分の1/1飛行ハーピーを生成できるので、一気に航空戦力を揃えることができて、肉弾戦に強くなるし、黒信心が期待できる構成なら《 アスフォデルの灰色商人 》で一気にライフドレインも狙える。
《 背くもの 》や《 コジレックの職工 》などの旧エルドラージは、サイズがデカい上、滅殺がついているので、制圧力も高い。
ブレイズでカードを引きまくれるため、手札が豊富にあることを考えれば、それらをマナ加速に費やして、こういった大型クリーチャーを盤面に揃えていくのもカジュアル戦ではオススメです。（※コンボよりも戦闘ダメージによる勝利を目指す という意味でのピックアップ）
ブレイズの生け贄でドローすることだけに囚われず、具体的な “勝ちに繋がるカード” も採用することを意識していきたいですね！
まとめ
１ターン目暗黒の儀式から出てきて２ターン目から３ドローし始めれば流石に強い
ブレイズは、黒３マナという軽いコストのため《暗黒の儀式》や《宝石の睡蓮》で１ターン目から着地します。２ターン目以降、各種生け贄枠を展開していけば、ほぼ３ドローが確定していき、かなりのハンドアドバンテージが得られます。数ターン生き延びれば御の字なので、あとは豊富な手札をガンガン展開していく！といったことが現実的に可能な統率者です。
めちゃめちゃカードを引ける統率者なので、ドローすることが好きな方にピッタリの統率者です。《 甦りし悪夢、ブレイズ 》が気になる方は、ぜひお試しを！
今回も記事を読んで頂きありがとうございました！
ここ最近で一番好きな統率者まである
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