2023年9月8日(金)発売『 エルドレインの森 』は、全宇宙を脅かしたファイレクシア侵攻の後、エルドレイン次元の復興を描いたセットです。今回の記事では、今セットで収録される統率者として指定できる伝説のクリーチャーのみをピックアップし紹介していきます。
エルドレインの森で収録される伝説のクリーチャーは30種類。単色は少なくて多色が多いようです。色々とユニークな効果を持つカードが多いので、それぞれ相性の良いカードを挙げつつご紹介したいと思います!では以下
単色・無色
下水王、駆け抜け侯
毎ターン墓地追放と1/1トークン生成で頭数を増やせて偉い。たくさんのネズミで戦闘ダメージによる圧殺を目指すデッキに仕上げてみたい。横展開するならネズミのロード効果を持つカードを採用したいですね。
擬態する歓楽者、ゴドリック
やりたいのが1T目に《宝石の睡蓮》からこれを出して即ドラゴン化で速攻パンチ。2T目は《燃えさし爪の使い魔、ケディス》を出して全体にダメージをバラ撒いていくのが楽しそう。
紅蓮鎚、イモデーン
クリーチャー限定火力をアップデート!本体にも直接ダメージを叩き込める。《焦熱の解放》を使えば対象に3倍ダメージを入れ、さらにイモデーンからその3倍のダメージを放つことが可能に。
多色
ガチョウの母
《ハイドロイド混成体》の亜種。本家と違って出たときのドローが無いものの、食物を供給し続けることができれば継続的なドローが可能に。+1/+1カウンターやトークンは青緑のお家芸。色々と捗りそう。
パーティー破り、アッシュ
殴る以外に能力が見当たらないので、全力で殴りサポートへ。毎ターン戦闘前にパーマネント2個を着地させるため、生体武器やミラディンのために!など装備品とトークンの2つで条件達成を狙っていきたい。
フェイの血筋のケラン
《ホーン・オヴ・ヴァルハラ》がケランと相性が良すぎる!ケランの出来事でサーチ可能で、バラ撒いたトークンにケランで+1/+0修正、さらにケランに装備でトークン分の修正を与えて…相互シナジーがすごい。
僻境宮廷のエリヴェア
《天上の鎧》のような役割を貼れるのが脳筋で偉いぞ。《運命に導かれし者、ケイリクス》が居れば、エリヴェアに役割をコピーして貼れてムキムキオーラ軍団が完成。あとはトランプル付与で貫通できれば完璧。
勇敢な追跡者、ルビー
獰猛達成でルビー本人も強化!序盤はマナクリとして利用し、中盤はそこそこのパワーでパンチ。これ自体をパワー4まで持っていければ追加の+2/+2で統率者ダメージも狙える?《肉屋の包丁》や《先祖の刃》が似合う
壮麗公爵、テグウィル
軽くてロードでドローも出来る!ワラワラと集まることで厄介になるフェアリーの特性を活かせる統率者。能動的にドローするためにサクり台が欲しい。《苦花》などを絡めつつフェアリーを盤面に揃えていきたい。
夢見る決闘者、オビラ
フェアリーを着地させるだけで各対戦相手のライフを攻められるのがナイス。目指せ40体着地!と考えると一度にたくさん場に出せる効果が嬉しいので、ここは《妖精の女王、ウーナ》に出張ってもらいましょう。
大群の笛吹き、トーテンタンズ
コンボ寄りなら《墓所這い》のような墓地から何度も戻ってくる系クリーチャーと合わせる。が、ネズミデッキにするなら単純に除去されてもネズミの頭数を減らさずに場に残せるのが嬉しいポイント
平和の世継ぎ、ウィル
ライフ回復分の無色コストを軽減できる能力。しかも白や青の呪文なのでカードタイプを制限してないのがアツい。《転換》や《信仰の繕い》等が良い潤滑剤となりそう。フィニッシャーに《栄光の終焉》はいかが?
度胸ある冒険者、トロヤン
イイ!これ本体を唱えるために3マナ用意できてるはずなので次のターンこれのマナと合わせて5マナの呪文に手が届くって寸法か!ついでに手札が悪ければルーティングも出来るなんて…使い勝手が良さそうだ
悪夢に追われる者、ネヴァ
場に出た時に生物かエンチャを回収できる能力と自己強化能力。特に何もしないが《精霊界との接触》を魂力でネヴァに打つ→エンド時回収で毎ターン拾える。明滅と組み合わせればロングゲームに強くなりそうね
慈愛の王、タリオン
調査したところ、マナコスト 1=2674 / 2=5368 3=6170 / 4=4915 / 5=3117 / 6=1656、パワー 1=2881 / 2=4302 / 3=2907 / 4=1659 / 5=894 / 6=503、タフネス 1=3116 / 2=3559 / 3=3120 / 4=2186 / 5=1056 / 6=568だったので、”2か3″を選んでおくと無難!
戦争の世継ぎ、ローアン
ライフを失うことはあまりにも容易。ダメージランドやショックランド《完全化の杖》で達成。ライフを失いまくって《瀉血》などで相手を直接焼きにいくも良し。重めのスペルや生物を唱えてもヨシです。
救世主、アーモント卿
役割効果と自前のロード効果で他の生物に実質+2/+2トランプル修正。戦場に出るたび~という点を利用しない手はないので《家庭と故郷の剣》あたりで明滅させて自軍の強化を図っていきたい。
氷冠のヒルダ
相手をタップして得られる恩恵が強すぎない?!タップにマナいらずのものといえば《対立》。マナが続く限りタップ→トークン生成をループできるので4/4がむちゃくちゃ並びそう。あと《霜のタイタン》も出番がありそう
狡猾な征服者、アリーラ
フェアリーはサイズ的にコンバットに弱いが、使嗾させてこちらを殴らせなければ良いので能力が噛み合っている。また、これ本人がトークンを生成することもでき、とても便利そうな統率者。
甘歯村の断罪人、グレタ
とにかく”食物を利用しろ!”というメッセージがすごいので、食物を2倍生成できたり、+1/+1カウンターを2倍置くことができる《倍増の季節》が安定。ちょうど今セットのおどぎ話枠からも出るので◎
見習い魔術師、ジョハン
《イゼットの模範、メーレク》のジェネリック版。本体コストが軽くなった変わりにコピー能力が消え毎ターン1回までに。デッキトップに置く効果と相性が良いので《アイゼンガルドの裏切り》などで使い回す
赤歯の執政、イェナ
2回目以降はコピーできないけどエンチャントなら伝説でも何でもコピーできちゃう偉い子。《似通った生命》をコピーすると2つ出てくるので本体含めて3つに。で次にコピーされるものは8個出てくる。
配役の監督、ギルウェイン
お手軽役割与えマン。これ自身が出たときにも誘発する。オーラを貼りまくる系コンセプトと相性が良いので《きらきらするすべて》などの”量”が欲しいカードと合わせていきたいところ。
魔法の林檎のエリエット
とにかく相手にオーラをペタペタ貼りまくれ!ってことでコストを下げて気軽にペタりたいので《墨の決闘者、キリアン》の出番。オーラを貼り替えたいなら《剛胆な考古学者、アーデン》を使うのも良さげ。
ベルーナ・グランドスコール
エルドレインの森以前のこの固有色で使える出来事は33枚。新セットで28枚。あとは追放領域から唱える部分もシナジーが見込めるので《戦慄の狼の伝令官、ファルドーン》のようなカードとも合わせたい。
菓子の造形家、ブレナード
自前の生物が死亡するとクッキーにして再利用しちゃうおじさん。しかも実質3/3トランプルなのでサイズも悪くない。今こそゴーレムたくさん造る象さん《純潔の監視者、マルカトール》を使うとき。
陽気な大食漢、コルヴォルド
見た目クソ重カードだが、ターン中の生贄タイプ種に応じてコスト軽減。戦闘ダメージを与えて大量ドローも期待できるので最序盤からオールインできるようなカードをぶちこみまくるピーキーな構成が楽しそう。
まとめ
『 エルドレインの森 』で収録される”統率者に指定できる”伝説のクリーチャー30枚をご紹介しました。童話コンセプトの世界観というのもあってか、めちゃめちゃファンタジーしていて、デザインもカードもどれも最高です。
統率者デッキも2種発売され「フェアリー」「オーラ」どちらもなかなか楽しめそうなデッキです。この記事が新たな統率者をお探しの方の参考になれば幸いです。
今回も記事を読んでいただきありがとうございました。
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