神河世界ふたたび!2月18日発売予定『 神河:輝ける世界 』では、日本文化をコンセプトとしたキャラクターや背景が数多く登場します。今回はその新しい神河で登場予定の《 梅澤悟 》を統率者として紹介していきたいと思います。
梅澤悟(うめざわさとる)は、神河で最大のギャング『氷山勢団』の首領を務める忍者です。人間の男性で、全身に刺繍が彫られており、両手には金属の鎧、首からは牙模様のガスマスクを装備するなど見るからに ” 関わっちゃマズイ ” 姿をしています。
敵対勢力の家族を皆殺しにするなど冷酷な性格をしており、さらには梅澤俊郎の子孫を自称するなどやりたい放題です。
悟はギャングのリーダーだったんですね。「俺が忍者って言ったらお前は忍者になるんだよ!!」とか言ってデカい生物とかに無理やり忍術持たせてたりするんですかね。
ということで今回は《 梅澤悟 》を統率者に据え、相性の良いカードを紹介していきたいと思います!
※尚、紹介するカードは初心者でも手に入り安い安価なモノがメインとなっています。しかし一部お高いものも混ざってますので予めご了承ください
梅澤悟 とは?
悟の特徴はー
どんなに重いコストのクリーチャーも忍術でドロンと戦場へ着地!さらに3枚見て1枚が手に入るオマケも付く
①青黒
梅澤悟 / Satoru Umezawa
伝説のクリーチャー – 人間・忍者
あなたが忍術能力を起動するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード3枚を見る。そのうち1枚をあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。この能力は毎ターン1回しか誘発しない。
あなたの手札にあるすべてのクリーチャー・カードは 忍術②青黒 を持つ。
2/4
収録セット:神河:輝ける世界
レアリティ:レア
種類別:シナジーカード
“忍術を活かす” “強いカードを墓地からリアニメイトする”といったコンセプトを基にしたシナジーカードをピックアップしました!クリーチャーは忍術誘発を狙うための低コストから、忍術で出して美味しい高マナ域のクリーチャーまで少し多めに紹介していきます。
クリーチャー
クリーチャー:小
まずは忍術を使うため、ダメージを通しやすい小粒クリーチャーから紹介。先行して展開しておきたいため、0~2マナ域のカードで、飛行やブロックされないなど、回避能力持ちが望ましいです。手札に戻してもう一度展開していくので、戦場に出た時に効果を誘発するクリーチャーも候補に挙がります。
クリーチャー:中
中コストのクリーチャーはもともと忍術を持っている忍者たちが優秀。戦闘ダメージを与えることで効果を得る能力が多いです。しかしこれら忍者たちは、飛行やブロックされないなど回避能力を持ってないことが多いため、継続してダメージを通すためにはサポートが必要になります。
クリーチャー:大
6マナ以上のクリーチャーは悟忍術でコストを無視して出したり、素出しもできる現実的なコストです。クリーチャーを横にたくさん並べる・相手のリソースを奪う・破壊する効果でボードコントロールするなどデッキの方向性によった効果でまとめたいところです。
クリーチャー:超大
9マナ以上は素出しが難しいため悟忍術で出していきたいカード達です。《荒廃鋼の巨像》は感染を持っているため一撃で相手を敗北させる凶悪カード。《生ける卒論、オクタヴィア》はインスタント・ソーサリーに寄せれば2マナで唱えられて、低コストクリーチャーも8/8に化けさせることができて脳筋ビートができます。
新神河からも低コストの優良忍者が登場
銀毛の達人
忍術能力のコストを1マナ軽くできる新登場忍者。悟忍術も4マナと3マナでは使い勝手が変わってくるので、ぜひとも入れたい1枚
月回路のハッカー
わずか1マナで忍術ができてしまう軽量忍者!最初に出たターンはドロー。以降はルーティングだがアドを取れる結果に変わりない!
インスタント・ソーサリー
使い魔の策略
呪文を打ち消しながら戦場に出たとき効果を持つクリーチャーを手札に戻し使い回す運用方法がオススメ!
戦慄の復活
リアニメイトと呼ばれる墓地から戦場へ戻す呪文。フラッシュバックの生物3体要求も後半で不要になった低コスト生物が使える
大あわての捜索
2枚引いて2枚捨てるので手札は増えないが質をあげれる。またリアニメイト戦術を取るなら能動的に重いコストの生物を墓地へ落とせる
異世界の凝視
ドローはできないがデッキトップの質をあげっつ墓地を肥やす。計3マナで6枚分デッキを掘れるのはむちゃくちゃ偉くて使い勝手ヨシ。
エンチャント
煙の覆い
忍者は回避能力を持っていないため、飛行を付けられるのが嬉しい。しかも墓地へ落ちてしまっても忍者が出るごとに付けた状態で戻せて◎
拷問生活
後半不要になった低コストクリーチャーを墓地回収のコストとして利用!また手札にあるリアニメイト先を墓地へ落とす方法としても◎
アーティファクト
仮面林の結節点
《秘儀での順応》同様に部族シナジーが見込めて、さらにトークン生成で悟忍術を誘発させるための攻撃クリーチャーを生み出せる
ディミーアの魔鍵
マナファクトとして3マナは少々重いが、2マナでブロックされないクリーチャー化。つまり悟忍術のための攻撃生物として利用できる
タッサの二叉槍
ブロックされず攻撃を通せるクリーチャーが多いのでドローが捗る!悟忍術でデカい生物を出したら相手に攻撃強制させて迎え撃つのも◎
ニューロックの忍び衣
装備クリーチャーに被覆を付与!青2マナでインスタントタイミングで装備が可能なので、相手ターンでも除去からも守れる
土地
接続トンネル
場に出てしまった回避能力なしの忍者たちもコレがあれば安心して攻撃に送り出せる!同種効果カードには《ならず者の道》も
セファリッドの円形競技場
墓地に7枚以上のカードがある時に起動できる効果でコレを生贄にして3枚引いて3枚捨てる。墓地へカードを落としたりする際に有用
フェアリーの集会場
ミシュラランドと呼ばれるクリーチャー化できる土地で飛行持ち。忍術誘発のための攻撃クリーチャーの保険として入れておくと良いかも?
ちらつき蛾の生息地
こちらも《フェアリーの集会場》同様のクリーチャー化できる土地。起動は1マナと軽くアンタップイン。だが色マナは出ない。
忍術について「知る」
《 梅澤悟 》は忍術を持たないクリーチャーにも「 忍術を持たせる能力 」を持っています。この” 忍術 ”について詳しくルールを知っておくことで、デッキ構築やデッキをプレイする際に気をつけることなどが見えてくるかと思います。ということで、ここでは忍術のルールについて説明していきます。
定義
忍術 [コスト]/Ninjutsu [コスト]は、「[コスト], このカードをあなたの手札から公開する, あなたがコントロールするブロックされていない攻撃クリーチャー1体をオーナーの手札に戻す:このカードをあなたの手札からタップ状態で攻撃している状態で戦場に出す。」
以下《 幽体の船乗り 》=囮役、《 深き刻の忍者 》=忍者カード、として例にあげて説明していきます。
1:囮役が戦闘で攻撃する
2:相手のブロック宣言後、ブロックされていない状態の囮役がいる
3:手札にある忍者カードを見せて①(青)の支払いと囮役を手札に戻す
4:忍者カードを攻撃している状態で戦場に出す
忍術は起動型能力
忍術は起動型能力であるため「 呪文を打ち消す 」などの打ち消し呪文では打ち消すことができません。ただし起動型能力を打ち消す効果で、打ち消すことができます。このように能力を打ち消された場合、忍者カードは手札に残ったままとなり、囮役は手札に戻ります(囮役はコストとして戻しているため)。
※呪われたトーテム像は、忍術の起動型能力には影響しないとご指摘をいただきましたので該当文書を削除いたしました。
カード公開・囮役の戻しはコスト
忍術の起動に際し「 忍者カードの公開 」「 囮役を手札に戻すこと 」は起動するためのコストになります。この際、1体の囮役だけで複数枚の忍者カードの忍術を起動することはできません。忍術一つにつき1体の囮役が必要です。
ただし1体の忍術の効果を起動するために複数の囮役を戻すことは可能です。ですが能力の解決時に戦場に出せるのは1体だけです。
忍者カードは手札になければ忍術を起動することができません。つまりもし忍術の起動に対応して、手札からその忍者カードを捨てさせられた場合、忍者カードを戦場に出すことはできません。忍術は効果の解決時に忍者カードを戦場に出すからです。
ブロックされなければ起動できる
忍術は、あなたがコントロールする「ブロックされていない攻撃クリーチャー」がいなければ起動することができません。付け加えて説明するとブロッククリーチャーの指定が行われるまでは、「ブロックされていない」という状況にはなりません。ブロッククリーチャーの指定が行われる前に「ブロックされていないクリーチャー」は存在しない、と覚えておきましょう。
忍術を起動できるタイミングは「ブロック・クリーチャー指定ステップ(指定後)」「戦闘ダメージ・ステップ」「戦闘終了ステップ」のいずれかのステップ中にしか起動できません。(※先制攻撃・二段攻撃の場合、戦闘ダメージステップが増えます)
忍術は対象を取らない
忍術のコストは対象を取っていないため、囮役が被覆などの ” 対象に取ることができない能力 ” を持っていても起動コストに充てることができます。
また囮役が呪文の対象になっていても代わりに出た忍者カードが対象になることはありません。これは囮役と忍者カードが別オブジェクトであり、呪文や能力は対象を失って立ち消えるからです。
ブロッククリーチャー指定後なら、相手の除去に合わせて忍術を起動すれば回避することが可能です。
ダメージを囮役か忍者カードかで選べる
忍術を起動するタイミングによっては、戦闘ダメージを与えるのが囮役か忍者カードか変わります。忍者カードでダメージを与えたいのなら「ブロック・クリーチャー指定ステップ(指定後)」に起動します。
囮役で戦闘ダメージを与えたいのなら「戦闘終了ステップ」に起動します。
また囮役が、先制攻撃・二段攻撃を持つ場合、第1戦闘ダメージステップで囮役の戦闘ダメージを与えたあとに忍術を起動すると、第2戦闘ダメージステップで忍者カードで戦闘ダメージを与えるという動きも可能です。
攻撃状態でも召喚酔い
忍術によって戦場に出た忍者カードは、タップ状態で攻撃している点以外は、他の方法で戦場に出たクリーチャーと同じ扱いになります。つまり「召喚酔い」の状態です。
そのため、何らかの方法でアンタップしてもタップ能力を起動することはできず、追加の戦闘フェイズを得ても攻撃に参加させることはできません。
まとめ
今回の記事では《 梅澤悟 》を統率者に据え、相性の良いカードをご紹介してきました。
悟は、神河:新たなる世界のボックス購入特典で限定イラスト版を手に入れることができます。私も先行販売でゲットしましたが、これがなかなか良いモノでして…!
あのメタルギアのアートを手掛けた「新川洋司氏」のイラストですので、やはり人気みたいですね。気になっている方は決断のとき!神河を全力で楽しんでいきましょう!
人の数だけ新しい構築が生まれる(ハズ)悟忍術で「これを出してくるのか!?」と周りをアっと言わせていきたいですね!
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