イコリアで登場した「相棒」メカニズムは、環境に多大な影響を与えルール改定が成されるほど強力なものでした。
その中でも特に目立っていたのが今回統率者でご紹介する《夢の巣のルールス》です。
各自身のターン中に1度のみ墓地から2コスト以下のパーマネントを唱えられる、といった超強力な能力は、統率者にした場合も非常に厄介なものです。
今回はこのルールスを統率者に据えた際に相性の良いカード、及びお手軽に決められるミニコンボなどをご紹介していきたいと思います。
※尚、紹介するカードは初心者でも手に入り安い安価なモノがメインとなっています
《統率者》夢の巣のルールス
①(白/黒)(白/黒) |
伝説のクリーチャー – 猫・ナイトメア |
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各パーマネント・カードが、それぞれ点数で見たマナ・コストが2以下であること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。) 絆魂 あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・呪文を1つ唱えてもよい。 |
3/2 |
収録セット:イコリア:巨獣の棲処 レアリティ:レア |
特徴
- コストが軽いため最序盤にキャスト可
- 効果が単純に強すぎる
- 魂絆が付いてるので回復もする
- 再キャストが容易なので粘り強い
ルールス自体のコストが非常に軽い為、最序盤からキャストして、一気に展開していくことが可能。墓地へ落ちるような効果を持つカードと相性が良く、本来生贄に捧げて1度しか使えないようなカードも再キャストして何度も使えてしまう。
この点を利用したカードを積極的に採用していくことがポイント!
相性の良いカード・能力
クリーチャー / Creature
《ドラニスの判事》
The統率者キャスト阻害生物。ヘイトを稼がないように出すタイミングに注意!
《無私の原霊》
全体破壊からも守れちゃうスピリット。ルールスで使い回すのはヤバすぎる
《残酷な祝賀者》
生贄エンジンがあればドレインが捗る!墓地と戦場を行き来する効果のお供に
《屍肉喰らい》
サクり台兼アタッカー。割と手がつけられないサイズまで成長することも…
インスタント・ソーサリー / Instant, Sorcery
《インプの悪戯》
対象変更が強いのは折り紙付き!除去やドロー・追加ターンなど”曲げ”よう!
《先祖の結集》
総リアニメイトした後、追放される前に生贄に捧げてしまえば追放されないテク
エンチャント / Enchant
《魂の捕獲》
生物を追放できるエンチャ。ルールスで何度も使い回せるので相性抜群です!
《ケイヤ式幽体化》
その能力故、狙われやすいルールスを除去から守る1枚。ルールスで何度も付け直す
《盲従》
構成にもよるが少しずつアドを稼いでいく為、強請でこまめにドレインしたい
《きらきらするすべて》
ファクトやエンチャを横並びする構成ならルールスに付けてムキムキパンチしよう
《墓穴までの契約》
如何に屈強で破壊されない生物だったとしても道連れの生贄なら敗北せざるをえない
《ぬかるみの捕縛》
小粒クリーチャーはコレで除去!パーマネントなのでルールスで墓地から唱えられる
アーティファクト / Artifact
《睡蓮の花びら》
生贄に捧げると好きな色マナを出せる。こちらもルールスと相性◎序盤のマナ加速に
《頭蓋骨絞め》
能動的に墓地へ送りつつアドを稼げる激強装備品は脳死で採用できるレベル
《ミシュラのガラクタ》
低コストで構成するなら息切れ防止のため、ドローソースにも配慮したい!
《探検の地図》
あらゆる土地を持ってこれるのは単純に強い!状況に応じた土地を持ってこよう
《ボーラスの城砦》
低コスト構成ならバンバンキャストが可能!下の効果も視野に入れて動こう!
《命綱》
生物が死亡した時、場にクリーチャーが居ればエンド時にソレが場に戻ってくる優れもの
土地 / Land
《ロークスワイン城》
ドローソースとして利用!アンタップインできる確率が高いの良い点
《ファイレクシアの塔》
サクり台兼マナ加速として有用。サクり台はけっこう重要なので検討したい1枚
《ダクムーアの回収場》
墓地肥やしは相性が良いので、発掘を持っているカードを数枚採用してみるのもアリ
《発明博覧会》
ファクトサーチが出来る土地。重宝する1枚なのでデッキに忍ばせておきたい
実戦で使える!ミニコンボ
墓地をリソースとして活用できるルールスなら、一度のみの効果や剥がされてしまうと弱いエンチャント-オーラなども何度も使えるようになるため強力なカードに変貌する。
このミニコンボでは、ルールスとの相性が非常に良いカードの組み合せをご紹介します。もちろん同じような効果であれば代用も可能です(無限に近いカードプールの中から探すのもまた一つの楽しみですネ)
除去 + 動く死体
《動く死体》は、相手の墓地のクリーチャーも対象に取れるので、戦場にあるクリーチャーを除去などで墓地へ送れば《動く死体》でこちらの場へ出すことが出来る。
《動く死体》自体がパーマネントなのでルールスで何度も唱え直せるという点がポイント。なので墓地利用系デッキとは友情コンボできる可能性が高い。
報奨密偵 + 墓穴までの契約
相手の統率者絶対破壊するマンこと《報奨密偵》は、ルールスで墓地から何度も唱え直せる点と合わせて、《墓穴までの契約》を出しておくと追加で各対戦相手に1体のクリーチャー生贄を要求できるコンボ。
当然《報奨密偵》だけが誘発するわけではないので、能動的にクリーチャーを墓地へ送る手段があれば、各対戦相手の場を壊滅させることが出来ます。
墓所這い+屍肉喰らい
どちらもクリーチャータイプに”ゾンビ”を持っている為、《屍肉喰らい》の効果で《墓所這い》を生贄→墓地から《墓所這い》を唱え直す、の繰り返しを黒マナがある限り続けることが出来る。
もしも場に《残酷な祝賀者》や《ズーラポートの殺し屋》、《血の芸術家》などが居れば【ドレインを何度も誘発】できるので、これに便乗できるカードを採用しておきたい。
望ましい動き方
- 序盤から横展開していく
- ルールス着地から墓地リソースを駆使
- ほどよく相手の邪魔していく
- 盤面コントロールしてジワジワとライフを攻める
低コスト主体で組んでいくことになるので、各カードが後半だとパワーが足りないという弱点がある。さらにヘイトを買いすぎると一気に攻め込まれてジリ貧になるので、場面交渉でうまく切り抜けていきたい
墓地から何度も唱え直せることの快感に酔いしれること間違いナシ!禁止を発表させるほどのパワーをお試しあれっ!
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