今回ご紹介するのはFINAL FANTASY 16 に登場する《フェニックスのドミナント、ジョシュア》! 召喚獣へと変身するその様は、やはりカッコイイですね。この記事では固有色赤白のジョシュアを統率者に据えたデッキ構築に関する内容を紹介していきます!

フェニックスのドミナント、ジョシュア
彼は「ジョシュア・ロズフィールド」という名前の青年で、FF16の主人公《イフリートのドミナント、クライヴ》の弟です。カードに描かれている通り、その身にフェニックスの召喚獣を宿しています。
第一面では最大2枚のルーティング効果、そして第二面では対戦相手への直接火力と、クリーチャーを墓地から場に戻すリアニメイト効果を持っています。
これらの効果を活かしつつ、FF16フィーチャーな具合にデッキを組んでみました!
デッキリスト
デッキ構築のポイントは「カードを捨てる」「直接火力」「墓地の利用」「FF16キャラ」です。カードを捨てることで誘発する効果、直接相手のライフを攻める効果、墓地で再利用できる効果などを中心にカードを採用してみました!ブラケットレベルは3想定です。
※ブラケットについてはこちら

FF16に登場するディオンとクライヴ。ジョシュア同様に召喚獣へと変身するカッコイイカード。

もちろんアンブロシアやトルガルも居ます。※マジックコンで配布されたホンモノが欲しい…
注目して欲しいカード
捨てることで誘発
カードを捨てることで能力を誘発させるこちらのカードたち。特に《空鮫の乗り手、ブラーリン》《無愛想なアナグマザウルス》は自身のサイズも育てることができるため、アタッカーとしても優秀。ブラーリンの火力も地味ながら相手にジワジワ効いていきます。

中でも《忍耐の記念碑》は、カードを捨てて誘発する効果がモードの中から選べるため、状況に応じた対応ができるのでオススメです。
相手プレイヤーへの直接火力
相手プレイヤーのライフに直接ダメージを与えることができる面々。カードを捨てた際に誘発する効果、場に出た時に誘発する効果、唱えた時・起動したときに誘発する効果などさまざま用意しました。
直接ダメージを与えていく際、《擾乱のドミヌス、ソルフィム》や《最深の力、オヘル・アショニル》で火力をアップ!
ただしこの2つが揃ってもすんごい点数のダメージにはなりません。なぜならダメージの置換効果の適用順、もとい置換効果の適用順は、その効果を受けるプレイヤーが適用の順番を決めるからです。例えば1点ダメージを与える場合、アショニルで4点→ソルフィムで倍にして8点!が嬉しいはずですが、ダメージを受ける側が適用順を決めるため、ソルフィムで倍にして2点→アショニルで4点!といった結果になるでしょう。
墓地の利用
手札を捨てるなどして溜め込んだ墓地のカードたちは、ジョシュアの第二面効果で場に戻す方法以外でも利用していきます。《魂の嵐》は墓地のクリーチャーを全て場に戻せる破格の効果。ただしボディサイズが1/1にしぼんでしまいます。とはいえ元々サイズが小さかったり、システムクリーチャーが多いのであまり気にならないはずです。
《罪人の焼却者》は相手のクリーチャーを一掃するチャンスを作ってくれます。墓地の不要なカードを証拠収集のコストに充てて、大火力で焼き払っちゃいましょう。
起動コストを軽減して変身しやすく

《黎明起こし、ザーダ》は起動型能力のコストを軽減する能力を持っており、これを使ってジョシュアの変身コストを減らし、変身しやすくします。ちなみにクリーチャーの起動コストだけ軽減するわけではないので、《火のクリスタル》や《ガイアー岬の療養所》などのパーマネントの起動コストも軽減できることは覚えておきましょう。
増殖で英雄譚を駆け抜ける

《転移の福音者》を使うと、英雄譚の章能力をどんどん解決していくことができます!このカードの効果はトークンでないクリーチャーが戦場に出るたび増殖を行うというもの。ということで統率者ジョシュアを例に流れを説明すると―
①これを追放して変身させた状態で戦場に戻す
②英雄譚は伝承カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る
③召喚獣(クリーチャー)として場に出るため福音者の増殖効果が誘発
④英雄譚の伝承カウンターを増殖し次の章効果を誘発させる
このような流れになります。もう1体別でクリーチャーが出れば、ジョシュアの最後の章能力が誘発し、墓地からクリーチャーを場に戻し、ジョシュアが第一面に戻るといった寸法です。
ジョシュア兄の《イフリートのドミナント、クライヴ》と合わせると、クライヴは第二面で赤マナを生み出す効果を持っていますので、《憤怒》などで全体速攻を与えていれば、白マナを加えてジョシュアを変身させての流れが作れます。《召喚:幻獣ヴァリガルマンダ》でも同じようなことができます。
ここに《黄金犬》と《黎明起こし、ザーダ》があれば2枚が無限に変身します。統率者含めて6枚必要な無限コンボですが、カードを引きまくれる構成にしてあるので、割と揃いやすいかもしれません。ちなみにクライヴの部分は《召喚:幻獣ヴァリガルマンダ》でもOKです。
ドロー2倍、回復2倍!

《アルハマレットの書庫》を使えば、ジョシュアの第一面効果は2枚捨てて4枚ドロー。《答えの要求》だと1枚捨てて4枚引けます。すごすぎるぜ。そしてジョシュアの第二面「ライジングフレイム」の全体火力は、絆魂を持っているため、与えた分だけライフを回復します。即ちその回復するライフの量も2倍に。
相手からの妨害置物の対策
《報奨密偵》などの自身を生贄に捧げて破壊するカードたちは、あとでジョシュアの場に戻す効果で使い回しやすいです。場に出たとき1回きりの効果であっても《ゴブリンの砲撃》で生け贄に捧げて、釣り上げるなんて方法もあります。

まとめ

今回の記事では、FF16に登場する《 フェニックスのドミナント、ジョシュア 》を統率者に据えたデッキ構築についてご紹介をさせていただきました。
筆者はちょうど今FF16を遊んでおりまして、ストーリーを進めていくとカードへの愛着が沸いちゃって「収録されてるFF16のカード全部入れたい…」衝動に駆られてしまい、その結果がコレでした。
とはいえこのジョシュアはカードを引きまくったり、変身させたりとカードのシナジーで、ガチャガチャさせるのがとても楽しい統率者だなと思いました!
これを読んでいるあなたなら、ジョシュアをどんなデッキに仕上げますか?この記事で紹介したデッキリストだけが正解ではないので、好きなカードを詰め込んで統率者を楽しんでください!

FF16をやっていなくてもジョシュアが気になったなら、ぜひとも擦ってあげてくださいませ!ここまで読んで頂きありがとうございました。

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