2024年9月27日(金)から発売のダスクモーン:戦慄の館、その統率者デッキ 『 奇跡の人 』 について、新規に収録されるカードについてチェックしていく記事です。
統率者構築済みデッキ『奇跡の人』は、固有色 ” 白青黒 ” の3色が使えるデッキです。「奇跡」「エンチャント」がテーマとなっています。レガシー環境などでも期待されている注目カードも収録されています。
新規カード10枚
◆新カード
・覆いを貫く者、アミナトゥ
・鍵の主
・運命の是正
・飛翔する光り
・秘密のアーケード // 埃被った応接室
・金縛りの恐怖
・古の館底種
・変化の狂信者
・手狭な通気口 // 進入迷路
・現象の調査員
覆いを貫く者、アミナトゥ // 鍵の主
奇跡の人デッキの統率者と副統率者枠。今回は副統率者まで全面アート版なのが嬉しいですね!どちらもエンチャント&墓地に関連した能力です。墓地を利用できるので、違った切り口でエンチャントコンセプトを楽しめます。《永遠の策謀家、ズアー》や《巧妙な工作員、アリーラ》はこのデッキで輝きそうなので、ぜひ採用してもらいたいです。
運命の是正
墓地のファクト・エンチャントを一気に吊り上げられるので、終盤の巻き返しが狙えそうです!奇跡4マナなのも打ちやすそう。終盤なら8マナくらい出そうなので、素打ちも全然いけちゃいますね。
飛翔する光り
《永遠の策謀家、ズアー》と合わせれば、生成していくトークンを飛行・接死・絆魂・呪禁のつよつよ生物に出来ちゃいます!
秘密のアーケード // 埃被った応接室
左のドアでエンチャント化して、右のドアで強化していく模様。呪文もエンチャント化されるので《空位の玉座の印章》や《メサの女魔術師》が誘発していくようになるのはデカい。
金縛りの恐怖
これが居る限り、相手の場の生物を(麻痺カウンターが外せず)どんどん寝かし続けられるのは強いし、本体6/6飛行ってデカすぎませんか?アミナトゥの奇跡にも引っかかるし、違和感の誘発範囲も広くてナイスです。
【 注目 】古の館底種
あなたが呪文1つを唱えるたび、それを唱えるために支払われたマナの点数がそれのマナ総量より小さい場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその差に等しい点数のライフを失う。
カード内に書かれていることをそのまま使うとすると、デーモンなどのコスト軽減した1点を失わせるような結果になります。しかし、このゲームにはコストを無視して唱える方法が山ほどあり、ピッチスペルと呼ばれるマナ以外の代替コストを持つカードや、待機、秘匿、続唱、反復、暗号、波及、計画などのキーワード能力、《全知》《知識槽》《吹き荒れる潜在能力》《ボーラスの城塞》などの置物を用いることで、ライフルーズの点数を引き上げて極悪にしていけます。
これらのカードを使った ” ついで ” に対戦相手にライフルーズを迫っていけるのが強そうです。ただしライフルーズ対象は1人のため、すぐに勝利をめざすなら無限ループを作ることが必須。
手狭な通気口 // 進入迷路
右側のドアが《古の館底種》ととても相性よし!「私もライフを失うから一緒にライフ失おう?」とメンヘラプレイも可能です。左側のドアもピン除去として悪くない性能。
【 注目 】変化の狂信者
これが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード最大1枚を対象とする。それを絆魂カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻す。
わずか奇跡2マナでリアニメイトしながら4/4絆魂が場に出るという高パフォーマンスカード。こいつの偉いポイントはいくつかあり、①「場に出たとき」誘発なので、明滅で使い回しができる。 ②リアニ先が最終カウンターではなく絆魂カウンターなので使い回しができる。 ③伝説じゃないのでコピーで増やしやすい。 ④相手ターン奇跡唱えでインスタントタイミングで出せる。 ⑤黒のカードなのにライフルーズなどのデメリットも無し。 その名の通り奇跡と言えるスペックです。
デッキからは《吸血の教示者》を使ってライブラリートップに置いたり(何でもサーチできるならこのクリーチャーでなくても良いのでは??)、墓地からは《ヴォルラスの要塞》《魔女の小屋》《逢魔が辻》あたりが利用できそうです。
いつでも奇跡を起こすためのドロー手段を用意しておきたいので《師範の占い独楽》や《強欲》など入れるといいかもしれません。
現象の調査員
サクり台があるなら「信じる」モードで2/2トークン生成マシーンと化してもらうし、まだ無いなら「疑う」モードで、ETB効果や唱えたとき誘発の使い回しをしながらドローソースになってもらえる。しかもこれって、疑うモードだと自身も戻せるので、状況に応じて戻し、信じるモードに切り替えられるのが嬉しい仕様。
まとめ
この記事では『 ダスクモーン:戦慄の館 』の統率者構築済みデッキ『 奇跡の人 』に収録される新カード10枚についてご紹介しました。
構築済み4種の中では、事前段階だと一番注目度の高いデッキの様子。デッキリストも引き締まっていて、構築済みのままでもけっこう遊べそうです。アーチエネミーカードも入っているので、普段と違った遊び方も出来ちゃうのでお買い得ですね!
エンチャント好きも、これからやりたい興味のある人も!これは中々良いデッキですよ!!!
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